近畿レインズについて
レインズとは、『不動産流通標準情報システム』のことを言います。これを英語にすると… Real Estate Information Network System となります。このそれぞれの頭文字(REINS)をとってレインズと名付けられました。
家や土地を売りたい(貸したい)方・買いたい(借りたい)方は、その相手方や物件を探すのに、宅地建物取引業者(不動産業者)に依頼をするケースが殆どだと思われます。
そんな時、例えば売却の依頼を受けた業者は、その物件をレインズに登録することによって、より迅速に購入者を探すことが出来ますし、一方、購入の依頼を受けた業者は、依頼者の希望に基づいてレインズに登録されている物件を検索することで、依頼者により多くの物件情報を提供することが出来ます。このように、より広く、より迅速に契約の相手方や物件を探すことによって契約締結に結びつけるためのシステム、即ちレインズが導入されたわけです。
そして、このシステムを運用管理している団体を流通機構と言い、国土交通大臣指定の公益社団法人で、近畿では、2府4県(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)の業界15団体約26,000社近い業者によって(公社)近畿圏不動産流通機構が構成されており、当協会は、この(公社)近畿圏不動産流通機構のサブセンターとして、所属会員や登録物件の管理等を行っています。